医学部

【現役医学生が解説】面接の頻出質問7つと対策

こんにちは、医学生さやかです。

今回の記事では

  • 医学部入試の面接ではどんなことを聞かれるの?
  • 面接にはどういう返答をしたらいい?
  • 再受験や多浪が不利って本当?
  • 医学部入試の面接はどんな形式があるの?
  • 面接対策の方法は?
  • 面接対策におすすめの本はある?

といった受験生の気になる疑問に、再受験で国公立&私立医学部合格を果たした私が答えていきます。

 

私は医学部を大学在籍中に再受験を決意したのですが、仮面しながら様子見で受けた最初の医学部受験は見事に面接落ちを食らいました。

 

学力もまだまだ足りていなかったので不合格は確信していましたが、後日届いた成績開示で100点満点の面接点が0点だったのは驚きました。

自分に医者は向いていないのでは、としばらく落ち込みましたね。

さやか
さやか

 

今になって思えば、面接対策を全くしないで受験したので当たり前の結果です。

翌年は学力をつけ、面接対策も入念に行い見事医学部に合格しました。

 

数学や英語ほど膨大な時間を割く必要はありませんが、面接対策をしないわけにはいきません。

今回の記事では医学部の面接試験でよく聞かれる質問と理想的な答え、面接対策について紹介します。

 

 

 

医学部面接の頻出質問

① 志望理由

 

これはどこの医学部を受けようとほぼ間違いなく聞かれる質問です。

一番気をつけなくてはいけないポイントは「医学部を志す理由」と「その大学を受ける理由」の両方を用意しておくことです。

 

医学部を志す理由では医者になりたいと思った経緯を話すようにしましょう。

私は再受験で医学部受験をしたのですが、「大学入学後、祖母がガンになり頻繁に病院にお見舞いに行くようになった。そうした中で医療に興味をもった」とのようなことを話しました。

 

「命を救うことに興味を持った」と答えがちですが、「それなら看護師や薬剤師でもよくないか?」と聞かれる隙を与えてしまいます。

圧迫気味の面接を受けた私の友達は「命を救いたいなら消防士でもよいのでは?」と言われたそうです。

これらの対策のためには医者にしかできない仕事内容を把握しておきましょう。

医者だけの仕事を自分のやりたいこととして答えてしまえば大丈夫です。

 

医者になりたいエピソードとしてよくないのは、「自分が病気になったときに親身にお医者さんが接してくれ憧れた」系ですね。

医者というのはハードな仕事ですから、自分の体が弱いと思われるのはよくないです。

 

「サッカーをやっていて怪我をした際、親身にお医者さんが接してくれ〜」ならアリです。

部活の怪我なら、一時的なものですしスポーツをやっているということもアピールできます。

 

その大学を受ける理由では、そこにしかない設備やカリキュラム、その大学の得意とする分野に触れるといいです。

 

医学部初挑戦だった私はここでやらかしました。
「隣の○○大学や△△大学じゃダメなの?ここの特徴わかってる?」といった質問に答えられませんでした。
さやか
さやか

 

オープンキャンパスに行ったというエピソードも交えて答えれば熱意が伝わるはずです。

 

 

② 自分の長所・短所

長所に関しては割となんでもいいですが、短所は注意が必要です。

「自分は寝坊が多く、予備校の1限もよく寝ぶっちしてました」といったことを答えてはいけません。

短所を聞かれても「短所とも長所とも捉えられるもの」を答えるようにしましょう。

私は「私の短所は心配性なところです。ささいなことが気になって何度も確認しないと気が済みません。しかし、その特徴のため教科書を何度も読み返して知識が定着した面もあります」といったことをこたえました。

 

 

③ 高校生活の思い出

 

面接官はあなたのコミュニケーション能力や社交性を気にしているので、ここでは集団でなにかを成し遂げた経験を話すのがベストです。

野球部の大会でベスト8まで行っただとか、クラス対抗の球技大会でみんなで朝に集まって特訓したら優勝したなどですね。

 

 

④ 理想の医師像

 

身内に医者がいる人がいる人は答えやすいですね、その人のいいところをあげるだけで回答完成なのですから。

そうでない人は、じっくり考えて用意しておきましょう。

患者とのコミュニケーションを大事にする人、コメディカルの意見を尊重する人、医療は常に進化するので絶えず勉強している人などと答えればよいです。

 

 

⑤ 最近気になるニュース

 

「最近」というわけなので、これは面接試験直前に対策しましょう。

集団面接の場合、他の人と被ると印象がよくないので複数用意しておくと安心です。

 

ニュースの内容を把握しておくだけでなく、自分なりの意見を添えるとよいでしょう。

医療に関係ないニュースでも問題ありません。

 

 

⑥ 卒業後のプラン

文科省の裏口入学で医学部入試の闇が暴かれていき、次第に女性差別や多浪差別まで明らかにされ批判されました。

 

医学部受験に関わる人なら誰でも知っているようなことだったんですけどね...
さやか
さやか

 

そんな中、医学部の面接内容も批判の的になっていきます。

「卒業後もこの地域に残る気はあるか?」

「(女性の場合)結婚はどうする?」

といった質問が槍玉にあげられました。

 

地域に残るかどうか結婚などは個人の自由ですからね。

直接これらを聞くことは難しい世の中になったため、今では卒業後のプランを尋ねるという形で受験生に自分から喋らせるようになっています。

 

 

⑦ 両親の職業

私立の医学部でよくある質問です。

私立医はどこでも年間数百万の学費がかかるため、払えない人に合格を出しても意味がありません。

そのため両親の職業を尋ねて、経済力を探ろうとします。

 

普通の仕事の面接で両親の仕事など聞いたら問題になりますが、医学部入試は闇が深いので今でも聞かれます。
さやか
さやか

 

 

特殊な医学部の面接形式

① 集団討論

 

グループを作り、その中で討論をさせる大学もあります。

「日本も救急車を有料にするべきかどうか」といったものから「マイナンバーについてどう思うか」といった医療と関係ないことまでテーマになります。

結論がどうかというよりも、グループの中で議論をする姿勢を見られています。

 

グループ討論は塾の面接対策でやったのみですが、書記が一番難易度が高かったです。

全ての人の発言をまとめる必要があるので、休む暇がなくなおかつ他の人と同じように自分の意見も言わなければなりません。

「〇〇さんの〜〜というメリットも確かにありますが、△△とデメリットになりうる面もあり...」というように自分より前の人の意見を踏まえて自分の意見を述べると印象がいいです。

 

 

② MMI

集団討論はイメージできてもMMIと言われてピンとくる人はわずかでしょう。

MMIとはマルチプル・ミニ・インタビューの略です。

MMIでは、ある状況について説明された紙を読み、その後自分ならどうするかを面接官に説明します。

 

「あなたはカフェの店員です。コーヒーではなく、紅茶を注文したと客がクレームを入れましたが、あなたは客がコーヒーと言っていたのをはっきりと覚えています。どうしますか?」

「あなたは車で学校に行っている。今日は試験日で遅刻すると受験不可で留年が確定してしまうが、寝坊した。住宅地を通る近道があるが、近隣住民に配慮して学校からは使わないように言われている。近道なら間に合う場合どうするか?」

 

私はMMIのある私立医学部も受けましたがこのようなことを聞かれました。

用意した回答ではなくその場の素直な意見を求めてこのような形式を採用しているのですから、倫理的に問題のない範囲で素直に答えましょう。

 

とはいえ、無対策では不安でしょうから学校の先生や塾のチューター、両親などに頼んでMMI形式の練習をしておくとよいです。

 

 

 

再受験は面接に不利か

国公立の大学でも再受験に寛容といわれるところと、厳しいとされるところがあり「医学部 再受験 寛容」などで検索すればすぐにヒットします。

特別な事情がない限り、寛容なところを受けるようにしましょう。

 

個人面接の場合、再受験の人は再受験に至ったきっかけをほぼ必ず聞かれるため対策がしやすいという面もあります。

私立の医学部は基本的にどこでも再受験は不利と考えていいです。

 

差別で叩かれた東京医大や順天堂は、叩かれるのを恐れてその辺の私立医より平等な入試をしている説もありますけどね。
さやか
さやか

 

 

 

面接の練習方法・おすすめの本

学校や塾、親に面接官の役をやってもらい、志望大学の面接形式に沿って過去の質問を尋ねて答えてみましょう。

一通り終わった後、面接官の役にアドバイスをもらうのもよいですが、一番よいのは自分の姿を映像で撮ってしまうことです。

自分の中ではしっかり受け答えできたと思っていましたが、そのときの映像を見てみると目が泳いでいて自身がなさそうでした。

映像で自分を客観視すると、問題点が浮き彫りになりとてもわかりやすいです。

 

学生
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さやか
さやか
代々木ゼミナール

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

医学部の面接対策は冬になってからでも間に合いますから、それまでは英数理を中心に学習して根本的な学力を身につけましょう。

 

無対策のままで受験すると私のように面接落ちを食らう恐れがあるので、定番のものについては事前に回答を用意しておき、珍しい質問でも論理立ててその場で答えられるよう面接慣れさせておきましょう。

 

 

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