数学で応用力をつけたい人向けの定番の問題集が1対1対応の演習です。
私が浪人時代のメインに使っていた問題集で、医学部合格に貢献してくれました。
今回は1対1のレベルや使い方などについて解説していきます。
1対1対応の演習の基本情報
1対1対応の演習は数1、A、2、B、3(微積分編)、3(曲線複素数編)の6冊に分かれています。
1つ1つは薄いので持ち運びには便利です。
1対1は大きく分けると要点の整理、例題、演習題で構成されています。
要点の整理は各分野の重要事項がまとめられています。
それだけでは初学者には理解不能ですが、一通り基礎事項を学んだ人が問題を解く前の知識の整理に使う分には便利なものです。
例題は1つごとに習得すべき学習テーマがあります。
大学への数学シリーズではテクニカルな解答が多いですが、1対1では自然でオーソドックスな解法ばかりです。
演習題は各例題に1つずつ付いており、それこそが「1対1対応」を謳っている理由です。
データの分析の3問のみ演習題がありませんが、この分野はそもそも2次試験でほぼ出題されないので特に問題はありません。
演習題の方が例題よりも難しいです。
問題数
数1 | 53問 |
数A | 54問 |
数2 | 83問 |
数B | 59問 |
数3 微積分編 | 75問 |
数3 曲線複素数編 | 36問 |
よく比較対象となるプラチカ1A2Bが150問程度であることを考えると1対1の問題数の多さがわかりますね。
1対1の方が隙のない学力が身につきますが、その分取り組むのに時間がかかります。
値段(税込)
数1 | 1210円 |
数A | 1210円 |
数2 | 1650円 |
数B | 1210円 |
数3 微積分編 | 1540円 |
数3 曲線複素数編 | 1210円 |
レベル
全統記述で偏差値60ある人の使用がおすすめです。
55くらいなら別の問題集で基礎を固めた方がいいです。
1対1の例題を一通りやれば全統記述偏差値65を突破、問題文を見て解法がすぐ浮かぶレベルまでマスターすれば70取れます。
数3分野は他よりも難易度が高めですが、無理のある難易度差ではありません。
1対1の前にやるべき問題集
たまに1対1を最初の問題集として手を付ける人がいますが、よほど数学的センスがある人でない限り挫折するのでやめましょう。
同じ出版社が出しているチャート式が下準備に最適です。
1対1の後にやるべき問題集
1対1が終わった段階で大抵の入試問題に対応可能であり過去問演習に入るべきですが、時間に余裕がある東・京・工や医学部志望ならスタンダード演習までやってもいいでしょう。
1対1の使い方
・全ての学習テーマは例題に含まれている
・演習題の方がワンランク上の問題が揃っている
・例題だけでも問題数が多い
以上の点からとりあえず例題だけを回すことをおすすめします。
例題を習得した後は、演習題を回してもいいですしスタ演に移ってもいいです。
まとめ
1対1対応の演習は数学の応用力をつけるのに最適な問題集です。
揃えるのにお金がかかったり、完成させるには時間がかかりますが身につければ盤石な数学力が身につきます。
是非ここまでやりましょう。
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