共通テスト

【時間内に完答】共通テスト数学の時間配分を現役医学生が解説します

こんにちは、医学生さやかです。

今回の記事では

  • 共通テスト数学の時間配分はどうしたらいいの?
  • どの問題から解いていけばいい?
  • 見直し時間は必要?
  • 共通テスト数学の特徴は?
  • 時間短縮のためのポイントは?

といった受験生の気になる疑問に答えます。

 

共通テスト数学とセンター数学の違い

共通テスト数学の時間配分を考えるにあたり、まずは共通テストとセンター数学の違いを把握しておくことは大事です。

 

共通テスト数学ⅠAは試験時間が70分になった

センター試験では、数学ⅠA、ⅡBともに試験時間は60分でしたが、共通テストになって数学ⅠAの試験時間は70分に延長されました。

 

学生
学生
10分試験時間がのびたということは、時間的な余裕が増えたっていうことですね。
いいえ、試験時間がのびたぶんだけ分量が増えているからそんなことはないわ。むしろ、文章が長くなったり思考力が必要な問題が増えて、時間的には厳しくなっているわよ。
さやか
さやか
学生
学生
そ、そんなぁ....。
だからこそ、共通テスト数学の時間配分はきちんと練っておく必要があるわけね。
さやか
さやか

 

共通テストの数学は文章が長い

「数学なんて学んで将来なんの役に立つの?」という批判に対応するためか、共通テストに入って日常生活を題材にした問題が目立つようになりました。

その結果、問題文がセンター試験に比べてかなり長くなっています。

問題文を読むだけでも時間が奪われてしまします。

 

共通テストの数学は難易度が安定していない

センター試験は難易度が安定していましたが、共通テストはまだ始まったばかりのため十分なデータが揃っていません。

問題形式や方針をセンター試験から変更しているものも多々あるため、センター試験で蓄積したデータをそのまま使うわけにもいきません。

その結果、共通テストの難易度は非常に予測がしにくく、年によってばらけやすいです。

実際、共通テスト数学ⅠAでは2022年度の平均点は37.96点と前年度の57.68点から19.72点の大幅ダウン、ⅡBは2022年度の平均点は43.06点と前年度の59.93点から16.87点の大幅ダウンとなりました。

ここまでブレることはセンター試験ではありませんでした。

センター試験数学の平均点はⅠAは60前後、ⅡBは50前後で安定していました。

 

間違えて数学「Ⅰ」や「Ⅱ」を解かないように注意

毎年、数学ⅠAやⅡBを解いているつもりだったのに間違えて「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」の問題を解いてしまう受験生が多発します。

「あれ?数学Ⅰの問題ばかりで全然数学Aの問題がないなぁ」と思って、よく見たら「数学Ⅰ」の問題を解いていて青ざめてしまうのです。

こうなってしまうと大幅なタイムロスになるため、試験開始と同時にこれから解く問題が「数学ⅠA」「数学ⅡB」であることを確認しましょう

 

共通テストを時間内に解き切るための方法

厳しい制限時間内に解答をしきるためには、大問を1つごとにまとめてマークしたり、共通テスト形式に慣れておく必要があります。

 

大問1つごとにまとめてマークする

設問を一つ解くごとにいちいちマークするのは時間効率が悪いです。

そのため、大問1つ解き終わるごとにまとめてマークした方がいいです。

ただし、最後の大問は全て解き終わる前にタイムアップになる可能性があり、まとめてマークしようとすると、最後の大問を白紙で提出するリスクがあります。

これを回避するため、最後の大問だけは、1つ設問を解くごとにマークをするとよいです。

 

共通テストの形式に慣れる

共通テストの数学の形式は特殊なので、二次試験の普通の問題が得意な人でも足元をすくわれる危険性があります。

問題形式に慣れておくことが大事なので、定期的に共通テスト型の模試を受け過去問や予想問題集で経験を積んでおきましょう。

 

共通テスト形式の演習を積むにはスタディサプリがおすすめです。

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解く順番は大問1からでいい

共通テストの数学はⅠAⅡBともに大問1は他に比べて簡単な計算問題であることが多いです。

そのため、まずは大問1をウォーミングアップとして解いて勢いをつけるのがおすすめです。

 

見直し時間は不要

他のサイトの共通テストの時間配分の記事では、見直し・解き直し時間を5分から10分用意してあるものが多々あります。

しかし、私としては見直し・解き直し時間の確保には反対の立場を取っています。

わからなかった問題を飛ばして、一通り全て解いた後に飛ばした問題に戻る場合、問題文をもう一度読み直して設問の条件を把握する必要があります。

この時間が勿体無いです。

 

また、見直し・解き直し時間を確保するために急いで問題を解くとそのせいで計算ミスが起こりやすいです。

こうなっては本末転倒です。

 

以上の点から、見直し・解き直しの時間は削って、その分各大問に回す時間を増やしてじっくり解いた方がいいです。

序盤の小問で計算ミスをするといわゆる「雪崩」になるリスクが高いので、最初の方は特に慎重に計算しましょう。

 

もちろん、普通に解いて見直し時間も残っている状態ですが、共通テストの数学は時間的にかなり厳しいです。
さやか
さやか

 

共通テスト数学を素早く解くには道具選びも大事

時間短縮のためには、シャーペンや時計にまでこだわった方がいいです。

 

計算用とマーク用のシャーペンを併用すべし

共通テストでは、問題用紙の限られたスペースで計算をしていくことになります。

そのスペースを有効活用して素早く計算するためには、計算専用の細いシャーペンを用意しておくといいです。

細いシャーペンは折れやすく、折れると芯を出すのにタイムロスが生じますが、オレンズは芯がおれにくい特殊な構造をしているので安心です。

 

また、マークするときはマーク専用の太いシャーペンを使うことで塗りつぶす時間を大幅に短縮できます。

学生
学生
たしか、マークするのは鉛筆限定だったと思うのですが、シャーペンでマークしても大丈夫なのですか?
受験状の注意にはそう書いてありますが、実際にはシャーペンでマークしてもきちんと読み取ってくれます。これは、センター試験やマーク形式の模試で何度も私自身がシャーペンでマークして確認済みです。
さやか
さやか

 

質のいい消しゴムも、消す時間短縮につながります。

こういう小さなことの積み重ねで1問余分に解ける時間が生まれます。

 

共通テストの時計戦略

共通テストでは、アナログよりデジタル時計を使った方がいいです。

  • 読み取るのに時間がかからない
  • 読み取り間違いが起きにくい

といったメリットがあるためです。

 

 

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共通テスト数学の時間配分の基本は「配点」

共通テスト数学の試験時間を大問の数で単純に割って分配するのは的策ではありません。

それよりも、配点の高い大問は時間をかけた方がいいですし、配点の低い大問は手早く済ませる必要があります。

というわけで、共通テスト数学1A2Bの配点を見てみましょう。

 

数学ⅠA配点

・大問1 数と式、図形と計量(必答問題) 25点

・大問2 2次関数、集合と命題、図形と計量(必答問題) 35点

・大問3 場合の数と確率 (選択問題) 20点

・大問4 整数の性質(選択問題) 20点

・大問5 図形の性質(選択問題) 20点

数学ⅡB配点

・大問1 三角関数、指数・対数関数、図形と方程式(必答問題) 30点

・大問2 微分・積分(必答問題) 30点

・大問3 確率分布と統計的な推測(選択問題) 20点

・大問4 数列(選択問題) 20点

・大問5 ベクトル(選択問題) 20点

 

そして、配点の比率に応じて時間を割り振ると以下のようになります。

数学ⅠA

・大問1 数と式、図形と計量(必答問題) 17分30秒

・大問2 2次関数、集合と命題、図形と計量(必答問題) 24分30秒

・大問3 場合の数と確率 (選択問題) 14分

・大問4 整数の性質(選択問題) 14分

・大問5 図形の性質(選択問題) 14分

数学ⅡB

・大問1 三角関数、指数・対数関数、図形と方程式(必答問題) 18分

・大問2 微分・積分(必答問題) 18分

・大問3 確率分布と統計的な推測(選択問題) 12分

・大問4 数列(選択問題) 12分

・大問5 ベクトル(選択問題) 12分

これが、共通テスト数学の時間配分のベースとなります。

 

これが共通テスト数学の理想的な時間配分だ!

ただ配点によって時間を振り分けると

  • 大問1つにかける時間が中途半端でわかりにくい
  • 大問ごとの難易度差を考慮していない

という問題点があります。

 

これらの問題を解決した「究極の時間配分」がこちらです。

 

数学ⅠAの究極の時間配分

・大問1 数と式、図形と計量(必答問題) 15分

・大問2 2次関数、集合と命題、図形と計量(必答問題) 25分

・大問3 場合の数と確率 (選択問題) 15分

・大問4 整数の性質(選択問題) 15分

・大問5 図形の性質(選択問題) 15分

数学ⅡBの究極の時間配分

・大問1 三角関数、指数・対数関数、図形と方程式(必答問題) 15分

・大問2 微分・積分(必答問題) 15分

・大問3 確率分布と統計的な推測(選択問題) 10分

・大問4 数列(選択問題) 15分

・大問5 ベクトル(選択問題) 15分

 

数学ⅠAの数と式は簡単なため、時間を削ってあります。

数学ⅡBは数列やベクトルが重たく、そちらに時間をかけられるようにしました。

学生
学生
確率分布と統計的な推測だけ10分に設定してありますね。
確率分布と統計的な推測は、10分もあれば簡単に満点が取れる分野だからね。
さやか
さやか

数学ⅡBの選択問題を確率分布と統計的な推測に差し替えることについてはこちらの記事で詳しく解説してあるので、興味のある方は是非読んでください。

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まとめ

今回は共通テスト数学の時間配分について解説しました。

 

今回の記事のまとめ

・間違えて「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」を解かないように注意

・大問ごとにまとめてマーク、最後の大問は設問ごとにマーク

・共通テストの形式になれるのが時間短縮の近道

・普通に大問1から解くべし

・計算用の細いシャーペンとマーク用の太いシャーペンを使い分けるといい

・見直し時間は無理に作らなくていい

 

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