こんにちは、医学生さやかです。
駿台の夏期講習は7月上旬から始まりますが、予約は6月になったらすぐにする必要があり、意外と早い時期から夏期講習について決めておかなければなりません。
今回の記事では、駿台生の人もそうでない人も役に立つように、駿台で浪人して医学部に合格した私の経験をもとに、駿台の夏期講習の強みや料金、申し込み方法等について徹底解説します。
駿台の夏期講習の強み

駿台の夏期講習は、理系の駿台と言われるように特に理系科目の質が高く、カリスマ講師が揃っており、高く評価されています。
理系科目の質が高い
河合塾に比べて駿台は理系の浪人生の割合が高く、そのため理系科目の授業に定評があります。
私は河合塾と駿台の両方で浪人しましたが、理科や数学の力がついたのは間違いなく駿台の時の方だったと思います。
講師のレベルが高い
駿台にはゴッドと呼ばれるカリスマ講師が各科目に存在します。
この講師たちは普段は1部のトップレベルのクラスのみを担当していますが、夏期講習ではどんな人でも自由にその人の講座を受けることができます。
ただし、人気が高く予約時点で満員になりやすいので抽選を覚悟しておいた方が良いでしょう。
特講シリーズの質が高い
「夏期講習はあくまでペースメーカーでしかない」という意見もありますが、駿台の特講シリーズはそのテキストを極めればどこの入試問題も対応できるほど質が高いです。
特に、化学特講1(計算問題)は駿台が誇る最高の講座で、数多くの難関大受験生に指示されています。

駿台塾の夏期講習の料金

駿台生とその他で料金は異なる
駿台の夏期講習は、50分が12回の講座が基本です。
この講座では、駿台生は1つあたり2万2000円で受講可能です。
ただし駿台生以外の人が駿台の夏期講習を受ける場合1講座あたり500円余分に掛かります。
なお、夏期講習の費用を抑えたい場合はスタディサプリがおすすめです。
スタディサプリでは月額1980円(税別)でカリスマ講師の授業が受け放題です。
まずは、2週間の無料体験から始めてみませんか?

入会金を払わずに済む裏技
また、駿台生以外が駿台の夏期講習を受けるとなると入会金が必要ですが、これを払わずに済む方法があります。
それはI-sum会員になってネットで申し込みをすることです。
この会員には誰でもなることができるため、夏期講習を受けたい全員が入会金を支払う必要がなくなります。
駿台の夏期講習の申し込み

駿台の夏期講習の優先順位は、
校内現役生>校内浪人生>一般先行予約>一般生
となっています。
現役生が最優先
駿台の夏期講習の申し込みで1番優先順位が高いのが、駿台に通っている現役生です。
この人たちは最優先で夏期講習を選べるため、基本的に希望した講座を全て受講可能です。

一般生は一般先行予約を使おう
駿台に通っていない人は一般先行予約によって、通常の申し込みよりも先に申し込めます。
定員以上の応募があった場合は抽選になります。
駿台生はくじ任せ
駿台の浪人生は現役生の後に講座を選ぶことになります。
なおこの選ぶ順番はくじ引きによって決定されます。
くじ引きで早い順番であれば割と自由に講座を選べますが、後ろの方になってくると締め切りが続出し、希望の講座を全然選べなくなってしまいます。
締め切りになってもキャンセルは出る
駿台で浪人した結果くじ引きで後ろの方になってしまっい、希望の講座を全く取れなかったとしても悲観する事はありません。
申し込み時点でその講座を受けたいと思っていても、用事ができたり別の講座を受けたくなったりしてキャンセルする人が現れます。
キャンセルが生じた場合は、くじ引きが後だった人から優先的にその空きに申し込む権利があります。
現役生は夏の段階では部活動や学校祭の関係でキャンセルが続出します。
そのため、最終的にはくじ引きが後だった人も希望の講座をほとんど取ることができるでしょう。
1番悲惨なのは中途半端な順番だった人です。
最初の申し込みでは応募段階で締め切りが多発し、キャンセル待ちもそこまで回って来ません。
駿台の夏期講習のレベル

夏期講習のレベルは河合塾より大雑把
駿台の夏期講習は、河合塾ほど講座の数が多くなく、そのため1つの講座で受け入れる生徒の学力の幅が広くなっています。
自分のレベルにぴったりの講座を受けるには河合塾の方が向いているでしょう。
夏期講習のレベルはパンフレットで確認できる
詳しく夏期講習のレベルを把握したい場合は、駿台のパンフレットを見ると良いです。
このパンフレットはオンラインでも公開してありますので駿台の公式ホームページを見ましょう。
同じ講習でも講師によってレベルが違うことも
同じ講習、同じテキストであったとしても講師によって授業の進め方が違います。
基本事項の説明をじっくりし応用問題をさっと解説する人もいれば、簡単な問題の解説は省略して難しい問題の解説を重点的にする人もいます。
特に注意が必要なのが物理です。
駿台の物理科では、解説に微積分を使う人と使わない人で大きく分かれています。
気になる物理の講師はインターネットで検索して、微積分を使うかどうか見ておきましょう。

夏期講習期間は駿台生と同じ設備を使える

駿台の夏期講習を受けている間は、駿台生でなくても自習室やフロンティアホールを利用することができます。
フロンティアホールでは、休憩をしたりお弁当を食べることが可能なため、講習のある日は1日中駿台で勉強できます。
ただし、フロンティアホールで1日中時間を無駄に過ごしてしまわないように気をつけましょう。

駿台の夏期講習の口コミ

受験生時代化学が苦手だった(少なくとも自分はそう思っていた)。そこで夏期講習で駿台の『化学特講』を受けた。特に計算分野を総ざらいするのが、その時の自分にとっては有意義だった。テキストにはかなりの数の問題が載っていたが、何周したのかな。5周?いや苦手なところに関しては10周はしたかな。
— 横井 直人 | 英語講師@対面集団&オンライン個別&コーチング・コンサル (@naotoYOKOI0711) February 2, 2020
これほんとなんだけど
1時間半の授業12回出て古典の成績伸びなかったのに
駿台の夏期講習50分を3回一日受けただけで古典45点になったから
俺が合格してメッセージに
「駿台に行け」
って書くって心に誓ってる— Rsyo(yozakura)(無職) (@Rim0731) August 10, 2019
駿台の夏期講習は質がいいと呟いている人が多かったです。
今は講師をしていてもともと駿台に通っていた人からも高評価をされています。
まとめ
今回は駿台予備校の夏期講習について徹底解説しました。
・駿台の夏期講習は50分12コマで22000円が基本(一般生はプラス500円)
・申し込みの優先順位は校内現役>校内浪人>一般先行予約>一般
・講習期間中は自習室を使える