こんにちは、医学生さやかです。
今回の記事では高校生の子供を持つ親の方が、自分の子供の成績を上げるために一体何ができるのか、医学部に合格した私が実際に親にしてもらってうれしかったことをもとに解説します。
高校生の親ができること ①勉強を強制しない

高校生は反抗期の真っ只中です。
そんな状況で親に勉強するよう言われると、やる気が削がれてしまいます。
ついムッとなって言い返してしまうかもしれません。
勉強は強制させず、自発的に始めるような環境を作りましょう。
高校生の親ができること ②体にいい料理をつくる
長時間勉強するためには体力が必要です。
十分な栄養が取れていないと、集中力が長続きしません。
体調が悪くなると学校を休まなくてはいけませんし、勉強に穴ができるので、栄養のバランスのとれたおいしい料理を子供に提供して健康を維持してもらいましょう。
高校生の親ができること ③自分も勉強する

子供は親の真似をして成長します。
親の影響を受けやすい生き物です。
高校生の子供に勉強してほしかったら、親も勉強すると良いです。
親の学ぶ姿を見て、息子さんも勉強を始めます。
何も高校生と同じ内容を学ぶ必要はありません。
自分の興味のある分野を勉強してください。
性格なら管理栄養士の勉強でもしてみてはどうでしょう。
上で紹介した健康的なおいしい料理を作ることに生かされると思います。
高校生の親ができること④受験の情報収拾をする

子供の勉強に口出しするのは良くありませんが、受験に必要な情報を集める分にはありがたいです。
実際、私の両親は医学部受験の情報をよく集めてくれ助かりました。
勉強を直接教えることができなくても、勉強に必要な情報を集めることができます。

高校生の親ができること ⑤受験に必要な雑用をする

勉強に必要なプリントを印刷してファイリングしたり、出願に必要な書類の用意をしてもらえると子供はとても助かります。
なるべく勉強にだけ集中出来るようにサポートすると良いでしょう。
自分の子供4人を全員東京大学理科3類に合格させた佐藤ママも自分の子供の願書を書いていました。
高校生の親ができること ⑥悩みや不安を聞く

高校生、特に受験生は悩みや不安を抱えやすいです。
そんな悩みを聞いてストレスなく受験ができるようにしましょう。
この際、自分からアドバイスをしたり口出しする必要はありません。
求められた場合だけ、自分の考えを伝えると言うでしょう。
悩みを聞いてもらえるだけでもだいぶ気持ちは和らぎます。
高校生の親ができること ⑦送迎をする

これも勉強にだけ集中してもらうための手段です。
家から駅まで歩いたり自転車をこいだりするよりも、車の方が早く移動できます。
無駄な時間を削るため、車で送り迎えすると良いでしょう。
車での送迎は、時間の短縮だけでなく、両手が開くため移動中に勉強することもできます。
高校生の親ができること ⑧子供を信用をする

高校生の親の方が自分の子供がきちんと勉強しているか不安でありますが、お子さんはその不安を敏感に感じ取ります。
親に信用されていることがわかれば、お子さんはのびのびと勉強します。
高校生の親ができること ⑨受験を応援する

親に反対されながらの受験よりも、応援されていた方が力を発揮できます。
全力でお子さんの受験を応援しましょう。