浪人が決まった人は1年後に志望校にリベンジできるか心配な人が多いかと思います。
今回の記事では、浪人に失敗する人の特徴とその回避法、浪人に失敗した人の末路について解説していきます。
浪人に失敗する人の特徴と回避法
最初から勉強をし過ぎる
浪人が決定したばかりの人は受験のモチベーションが高いかと思います。
「浪人になったからには毎日12時間勉強をしよう」なんて高い目標を掲げる人も多いのではないでしょうか。
しかし、浪人の序盤からかっとばしすぎるのは考えものです。
浪人の初期から全力を出すとゴールデンウィークや梅雨あたりの時期には息切れして、ペースダウンしています。
マラソンのような長距離を走る人は、100m走とは違い全力疾走しないですよね。
最後まで走り抜けるペース配分を維持しています。
同じように、1年後まで維持できる無理のないペースで勉強しましょう。
前期から授業を切る
「前期の授業は基礎的なことばかりでつまらない」という理由で予備校の授業を切る人がいますが、退屈な基礎の授業の中に核心が詰まっています。
また、予備校の授業には生徒の生活リズムや学習ペースを正しくする効果があるので、前期から授業を切っていると生活リズムや学習ペースが乱れてしまいます。
基礎が身についていないから不合格になったという事実をきちんと自覚し、前期の授業は基本全て出席するようにしましょう。


予習・復習をしない
予備校の授業に出席して授業を受けるだけで成績が上がると勘違いしている人がたまにいますが、予習と復習をきちんとしないと半分も身につきません。
予備校の授業はテキストの問題解説が中心なので予習をしないで授業を受けると、ただ模範解答を写しているだけになりがちです。
また、復習を繰り返してテキストの問題は完璧に解けるようにし、背景の知識も深く理解しましょう。
予習→授業→復習のリズムをはやめにつかむようにしましょう。


授業を切って自習以外をする
授業をサボってカラオケに行ったりゲーセンに行ったりする人がいます。
他の受験生が勉強している時間に遊んでいては、浪人して成績が伸びないどころかむしろ下がっていきます。
私立文系コースにこのタイプの人が多いので気をつけましょう。
前期の授業は基本出席。後期の授業を切っても絶対自習室で勉強する。


最初の方の模試の結果で慢心する
5月や6月ごろに最初の模試があります。
今までD判定やE判定しか出していなかった大学がいきなりAやB判定になることもざらです。
しかし最初の模試でいきなり判定がよくなるのは、自分の成績が伸びたのではなく、現役生がまだ全然受験勉強をしていないだけです。
これで油断して勉強を緩めてしまい、現役生にまくられてしまうのが典型的失敗パターンです。
最初の模試がよくても油断することなく、勉強を続けましょう。
たくさんの参考書に手を出す
浪人生になったからには、たくさんの参考書・問題集をやって差をつけようと考える人がいます。
しかし、浪人生が何よりも優先してやるべきは授業の予習・復習をして授業に出席することです。
テキストを完璧にしようと思ったら、参考書をあれこれやっている時間は案外ないものです。
そこを無理してたくさんの参考書に手を出してしまうと、テキストも参考書もどちらも消化不良になって受験に失敗しやすいです。
あくまで、予備校のテキストを中心に勉強し、余裕があれば参考書を追加する、程度にとどめましょう。
絶対に追加した方がいいのは、英単語帳と古文単語帳くらいです。
夏期講習・冬期講習を取りすぎる
夏休みの最優先課題は前期の授業で受けた内容の総復習です。
そして冬休みの最優先課題は共通テストや二次試験の過去問の演習です。
大量に講習を取っていると、これらに取り組む時間が削られています。
そもそも前期と後期の通常授業内で受験範囲は一通り学べるようにカリキュラムが組まれているので、講習は最低限にしましょう。



カリスマ講師の信者になる
自信たっぷりに話すカリスマ講師に惹きつけられなんでもかんでも鵜呑みにしてしまう信者が毎年大量発生しています。
「この単語帳以外は燃やせ!」「1日15時間勉強必須」「受かりたければこれだけ講習を取れ!」のような過激な発言に惹かれてなんでも言う通りの人がいます。
カリスマ講師の発言が常に正しいとは限らないので、全てその通りにしているとかえって合格が遠ざかってしまいます。
カリスマ講師といえども、無条件で信じるのはやめて、話半分に聞きましょう。

スマホ依存症
スマホのゲームやyoutubeに夢中になっていては勉強時間が減りますし、細かくスマホのチェックをしていては集中力が落ちて勉強効率が落ちてしまいます。
スマホの確認は1日1時間まで、授業中は電源をオフにする、など依存しないようなルールを自分で決めましょう。

生活リズムが不安定
朝起きる時間がまちまちであったり、全く勉強しない日のある人は浪人しても思うように成績が伸びず不合格の可能性が高まってしまいます。
規則正しい時間に起きて、毎日1限に出席するようにしましょう。

浪人に失敗した人の末路
妥協して進学する
第一志望校に合格できなかった場合、滑り止めとして受かった大学に進学する人がほとんどです。
浪人生の生活はとても辛く、もう1年余分に浪人するくらいなら進学した方がマシだと考える人が多いためです。


もう1浪する
医学部志望だと2浪以上していく人も大勢います。
東大や京大であっても医学部でなければ2浪する人はあまりいません。


まとめ
ここまで浪人で失敗する人の特徴とその回避方法、浪人失敗した人の末路を紹介していきましたが、きちんとした勉強リズムで勉強する習慣を1年維持できれば成績を上げることはそこまで難しくありません。
誘惑に負けず、テキスト中心の勉強で第一志望合格を勝ち取りましょう。
応援しています。
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