共通テストを受験した皆さん、お疲れさまでした。
各予備校の共通テスト2022の予想平均点(1月17日19時現在)をまとめてみましたので、ぜひご覧ください。
この記事でわかること
- 共通テスト2022の予備校ごとの最新の各科目平均点
- 各予備校の予想平均点の平均点
- 予想平均点の信憑性
- 得点調整の予想
- 得点調整が入るとどうなる?
共通テスト予想平均点の信憑性
そもそも、共通テストの予想平均点はどの程度信用できるものなのでしょうか?
そして、どういった手順で作成されているものなのでしょうか?
共通テストの予想平均点は、各予備校が過去の模試の受験生の膨大なデータをもとに作成しています。
模試のデータを使えばこの分野でこのレベルの問題を出せば、正答率がいくらになるのかというのが予想できるわけです。
当然、模試から受験本番までの成績の伸びや、試験問題の分量なども加味して割と本当の値に近い予想平均点が導かれています。
試しに、2020年のセンター試験の各予備校の予想総合平均点と実際の総合平均点を比較してみましょう。
理系総合 | 文系総合 | |
満点 | 900 | 900 |
実際の平均点 | 552 | 547 |
ベネッセ駿台予想 | 552 | 556 |
河合予想 | 552 | 549 |
東進予想 | 552 | 553 |
この表を見れば分かる通り、各予備校の予想平均点と実際の共通テストの平均点はかなり近く、予想平均点は信用できるということがわかります。
2022年共通テストの各科目の予想平均点
河合塾予想 | 駿台予想 | 東進予想 | 3社予想の平均 | 2021平均点 | |
国語 | 107 | 107 | 113 | 109 | 117.51 |
数学ⅠA | 38 | 43 | 40 | 40.3 | 57.68 |
数学ⅡB | 42 | 50 | 43 | 45 | 59.93 |
英語(リーディング) | 62 | 59 | 63 | 61.3 | 58.80 |
英語(リスニング) | 60 | 58 | 61 | 59.7 | 56.16 |
世界史B | 64 | 64 | 68 | 65.3 | 63.49 |
日本史B | 54 | 53 | 53 | 53.3 | 64.26 |
地理B | 58 | 59 | 60 | 59 | 60.06 |
倫理 | 61 | 68 | 67 | 65.3 | 71.96 |
政治経済 | 57 | 53 | 60 | 56.7 | 57.03 |
現代社会 | 64 | 56 | 63 | 61 | 58.40 |
倫理・政経 | 70 | 67 | 71 | 69.3 | 69.26 |
物理基礎 | 31 | 32 | 31 | 31.3 | 37.55 |
化学基礎 | 28 | 29 | 28 | 28.3 | 24.65 |
生物基礎 | 24 | 25 | 25 | 24.7 | 29.17 |
地学基礎 | 34 | 35 | 36 | 35 | 33.52 |
物理 | 58 | 60 | 62 | 60 | 62.36 |
化学 | 49 | 48 | 48 | 48.3 | 57.59 |
生物 | 47 | 48 | 52 | 49 | 72.64 |
地学 | 49 | 48 | 51 | 49.3 | 46.65 |
各科目の予想平均点の分析
数学はⅠA、ⅡBともに大幅に予想平均点が下がっています。
数学に関してはみんな悪い点数を取っているので、爆死したと落ち込んでいる人もそこまで悲観しなくて大丈夫です。
理科基礎は昨年平均点が高かった科目を落ちるようにし、低かった科目を上がるように修正した印象です。
その結果科目間の難易度差が小さくなり、理科基礎の科目選択による格差は小さくなったと言えるでしょう。
理系理科は化学生物地学が48前後で、物理だけ平均点が高くなっています。
この影響をもろに受けるのが医学部受験者ですね。
工学部だとみんな物理化学で受けるので科目間の難易度差は関係ないですが、医学部だと物理化学で受ける人と、化学生物で受ける人が両方とも一定数います。
生物受験の医学部志望は不利な出願を強いられそうです。
社会は倫政を選択していた人が勝ちで他の人は大差ない印象です。
2022年共通テストの総合型の予想平均点
河合塾予想 | 駿台予想 | 東進予想 | 3社の予想の平均 | 2021年平均点 | |
5教科7科目型(文系) | 513 | 505 | 514 | 510.7 | 555 |
5教科7科目型(理系) | 522 | 511 | 520 | 517.7 | 571 |
明らかに文系理系ともに大幅難化していますね。
得点調整予想
理科(理系)の得点調整予想
予想平均の平均を見ると、一番差が大きい物理・生物間でも11.7点差であり、得点調整の条件となる20点差には遠く及びません。
理科(理系)の得点調整がされる確率は0%と予想します。
社会の得点調整予想
予想平均の平均を見ると、倫理政経と政治経済の間で12.6点でこちらも20点差とは大分離れています。
社会の得点調整がされる確率は3%と予想します。
共通テストの得点調整がされるとどうなる?
得点調整の発表日
得点調整が入った最新の入試は平成27年のセンター試験です。
このときは物理Ⅰ 69.93点と生物48.39点の間で21.54点の得点差がありました。
そのときは試験の5日後に得点調整の発表があったので、今回も同じ間隔だとすると得点調整発表は1月21日という予想になります。
調整後の得点を知る方法
得点調整が決まると大学入試センターが得点調整換算表を公開し、受験生は素点から自分の調整後の得点を知ることができます。
参考に、平成27年の得点調整換算表を紹介します。

ここからわかることは
- 最も平均点が高かった科目の点数はそのままで、減点されることはない
- 得点差が20点以内だった他の科目も調整される
- 地学は受験者が少ないため調整がない
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