こんにちは、医学生さやかです。
今回の記事では化学の問題集『化学の新演習』について現役医学生である私が徹底解説していきます。
・化学の新演習のレベル・難易度
・この問題集の問題数
・特徴とおすすめの人
・この問題集の前後にやるべき問題集
・おすすめの使い方と習得にかかる時間
化学の新演習のレベル
新演習は東大・京大・東工大・医学部レベルです。 問題ごとに星3つで難易度表記されています。
- 星1つが地方国公立レベル
- 星2つが難関国公立標準レベル
- 星3つが旧帝や早慶の難問レベル
といった感じの難易度です。
化学の新演習の問題数
理論化学166問、無機化学47問、有機化学118問の合計331問です。
難易度が高いだけでなく、問題数も多いので新演習をやるには時間がかかります。
化学の新演習の特徴
化学の応用問題を網羅
化学の入試問題を解くにあたり、必要な解法は全てこの本に書かれているといっても過言ではありません。
難関大学ですと稀に新演習を超えた問題が出題されることもありませんが、そんな問題が解けなくても問題ありません。
化学の新研究と連動
新演習の著者は新研究の著者と同一人物です。
そのため、新演習の解説と新研究の解説には一貫性があります。
新演習でわからない部分を新研究を読んで確認するといった勉強法がおすすめです。
化学の新演習をおすすめする人
難関大学志望者
新演習は難関大志望者におすすめ、というより難関大志望者以外やる必要がないです。
大半の大学なら重要問題集のB問題まできちんとやれば合格点が取れます。
新演習は東大・京大・東工大・医学部といったトップを目指す人向けの問題集です。
東北大や名古屋大といった地方旧帝大を目指す人も、余力があればやってもよいです。
化学でぶっちぎれる学力が付くでしょう。
時間がある人
新演習は全331問もあるのでやりきるのにとても時間がかかります。
応用問題を解きたいけれど時間がないという人は「化学標準問題精講」がおすすめです。
こちらは標準と付いていますが、難易度的には新演習と同レベルで問題数は102問と取り組みやすい量です。
化学の新演習をやる前におすすめの問題集
新演習の前には化学重要問題集をやりましょう。
化学の問題集の完成度としては重問が頭一つ抜けており、難易度を見ても新演習をやる前の1冊として最高です。
他の問題集をやる理由はとくにないので重問をやりましょう。
化学の新演習の使い方・使用期間
まずは星1と星2の問題だけを解いていきましょう。
星3は新演習の中でも難しいので後回しです。
星1と2だけで化学の全分野を網羅できますので、最悪星3はやらなくても大丈夫です。
全問題を1周するのに約2ヶ月かかります。
これを2回〜3回繰り返すので、新演習をマスターするには4〜6ヶ月かかります。
化学の新演習をやった次におすすめの問題集
新演習より上の問題集には一応「新理系の化学問題100選」があります。
ただ、これをやる必要のある大学はないでしょう。
どこの大学でも新演習をやった後に過去問演習を積めば合格点は取れます。
・化学の新演習は東大・京大・東工大・医学科レベル
・全331問と問題数が多いので時間のある人向き
・新演習の前は重問がおすすめ
・新演習より上の参考書をやる必要はほとんどない
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