こんにちは、医学生さやかです。
浪人するにあたって友達を作るかどうかは迷いますよね。
一人だと心細いし、かといって友達と一緒にいて勉強がおろそかになるのも嫌ですし。
私は1浪目の時は予備校で友達を作り、再受験の時は友達を作らず両方とも当時の第一志望に合格できました。
友達有りと無しの両方の予備校生活で1年を過ごした人ってあまりいないと思います。
今回はそうした私の貴重な体験をもとに
- 予備校で友達を作る必要はあるの?
- 予備校で友達を作るメリット・デメリットは?
- 友達を作らなくても大丈夫?
- 友達になったけど合わないと思ったらどうしたらいいの?
- 予備校で友達を作るにはどうしたらいい?
といった受験生の疑問などに答えていきます。
浪人・予備校で友達を作るメリット
① 情報源になる

予備校では同じようなところを志望する人たちが集まっています。
彼らと仲良くすることで、自分と同じところを志望している人たちはどのような勉強をしているかだとか模試でどう得点しているかといった情報が手に入ります。

② 相談相手になる
浪人生活は不安や悩みがつきものです。
チューターや講師に相談することもできますが、より身近な相談相手となるのは友達ではないでしょうか。
勉強を教えあうことも可能で、教える側にとっても頭が整理されてプラスになります。
予備校側の人はどうしても講習をたくさん取らせて儲けようとするので、友達と相談したほうが適切な取り方が見つかるかと思います。

③ 大学でもよき友達になれる

浪人生活は辛い1年間です。
その辛さを共有し一緒に同じ大学に合格した友達は、大学に入ってからも特別な存在になります。
大学に入るとクラス全体で何か大きなことをすることはなくなりますし、人間関係は浅くなりがちです。
そんな中浪人時代からの友達は、大学に入ってからも何でも相談できるよき理解者となります。

④ ライバルになる

模試の成績が返却された時、志望校判定のところで同じ大学を目指す人たちと比べて自分がどの位置にいるのかはわかります。
しかし、顔もよく知らない人だと数字を眺めているだけになり競争心が芽生えにくいです。
予備校で志望校が同じ友達がいれば「あいつには負けないぞ」と勉強に前向きになれ切磋琢磨されます。
度々ある小テストで勝負するのも楽しいでしょう。

浪人・予備校で友達を作るデメリット
① サボる

自分が高い志を掲げていても、周りの雰囲気に流されやすいというのが人の性です。
私の周りにも授業に出席せずに、遊びに出ているグループがいました。所謂ウェイ系です。
1年を通して騒いでいましたが、合格報告会には顔を出していませんでした。
これは極端としても、フロンティアホールやラウンジでダラダラ喋っているだけで時間を無駄にしてしまうリスクはあります。

どうせ浪人しているなら、スタディサプリを追加して勉強するくらいしたいですよね。
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② 人間関係

浪人最初のころは入試への不安は薄く「1年も勉強したらなんとかなるだろう」と楽観的に考えている人は多いです。
しかし、入試が近づくにつれ人間関係はギスギスしやすくなります。
これってぼっちで生活していたら悩む必要全くないことですからね。
自分だけ成績が上がって友達は伸び悩んだり、その逆だったりすると精神衛生上よくないです。
浪人・予備校で友達を作る方法
メリットがデメリットを上回っていると感じたら友達を作ってみましょう。
時間が経つにつれ友達を作ることは難しくなっていくので、とりあえず作ってしまうのもいいかもしれません。
ぼっちの方がいいと途中で感じたらちょっとずつ距離を取っていけばいいです。
距離を取る理由を聞かれたら「勉強に集中したいから」とでも言っておけば自然でいいのではないでしょうか。
高校からの友達がいるのであればそこから広げていけばいいでしょう。
いない場合は少し難易度が上がりますが、予備校に通いたての時期ならとても簡単です。
その時期は予備校のシステムや教室などみんなわからないことだらけですから疑問点を近くの人に聞いてみましょう。
そこから高校時代の話などに広げていけばすぐ仲良くなれますよ。
逆に、何か質問されたらその人と会話をしていけばお友達になれます。
私が予備校で友達を作らずぼっちだった理由
私は1浪目の時は予備校で友達を作りましたが、再受験の際は作らずぼっちでした。
浪人経験があり、どの程度勉強したら医学部に受かるかというのが自分の中ではっきりしていたためです。
再受験や2浪以降になると、高校で同級生だった人は殆どいなくなり意識的に作ろうとしないとなかなか友達はできません。
孤独な1年でしたが勉強には集中できましたし、精神力も鍛えられたので悪くはなかったと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
勉強漬けの1年を乗り切るためには友達の存在は心強いです。
足を引っ張るような人ではなく、一緒に勉強して高めあえるような人と仲良くなりましょう。
友達を作らない、あるいは作れなかったとしても心配することはありません。
やるべきことを淡々とこなしていけば合格へ近づくでしょう。
友達を作るのであれば初期の段階が勝負です。
