浪人・予備校

【宅浪・仮面浪人・東進も】駿台と河合の両方に通った医学生が語る予備校の選び方【徹底比較】

こんにちは、医学生さやかです。

今回の記事では

  • 一体どこの予備校にすればいいんだ?
  • 予備校ごとの違いは?
  • 予備校に通うメリット・デメリットは?
  • 仮面浪人を親に勧められたがどうなんだろう?
  • 親に内緒で仮面浪人って大丈夫?
  • そもそも予備校に通う必要はあるのだろうか?
  • 宅浪はどうなんだろう?

といった疑問などに全て答えていきます。

さやか
さやか
私の経歴は

河合塾で1浪→旧帝大理学部に合格→医者になりたいと思ったので仮面で医学部受験→不合格→休学して駿台で医学部受験→合格→東進のチューター

ですから、各予備校の事情には詳しいです。

ネットの予備校比較の記事は駿台か河合塾の片方に在籍して、もう片方の予備校は友達から聞いた情報で書かれているものばかりですが、私は河合と駿台の両方に在籍していたので自身の体験から公平にジャッジすることができます。

今回はそうした私の経験を生かして、河合塾、駿台予備校、代々木ゼミナール、東進、宅浪、仮面浪人についてメリット・デメリットを並べながら比較していこうと思います。

予備校に通うメリット・デメリット

メリット

メリットは

  • 学習リズムの安心
  • やることで悩む必要なし
  • 情報
  • 仲間
  • 講師

です。

予備校に通うと、毎日決まった時間から授業が始まるので昼に目覚めて学習開始ということにはなりません。

1コマ50分、あるいは90分の授業があるため決まった時間机に座って勉強することが強制されます。

高校よりも束縛は少ないとはいえ、他の浪人スタイルよりはダレにくいです。

毎日の授業に出席して予習復習をメインにしていけば学力は上がっていくので、自分で学習計画をたてて何をやろうか考える必要は薄いです。

予習復習だけでもかなりの量があるので、平日は授業後それらだけで終了する可能性が高いです。

休日にやる問題集を吟味するぐらいです。

また、情報という分野に目を向けると予備校に勝るものはありません。

入試の難易度や定員といった情報はネットを検索しても出てくるのですが、合格者不合格者の自己採点の集計や細かな入試分析に関しては予備校以外ではなかなか手に入りません。

予備校のクラスは基本的に志望校別で分けられるので同じ志を持つ仲間と切磋琢磨することができます。

大勢が東大を受験する開成高校のようなところを除いて、高校のクラスで一斉に同じ志望校を受験するといった一体感を味わったことのある人はなかなかいないでしょう。

同じところを受ける人たちは現在どのような学力で何を勉強しているかがリアルタイムでわかるので、これは予備校の大きなメリットです。

そして最後のメリットは講師

長年の指導をしてきたノウハウを生かした授業は圧巻で、高校の授業とはわかりやすさが違いすぎて最初ビックリしました。

問題を解くことに特化した実践的なことを教えてくれる人が多いです。

頼めば添削もしてくれますので記述対策にもぬかりがありません。

デメリット

デメリットは

  • 予備校代
  • 全科目難易度均一

です。

予備校に通う最大のデメリットは季節講習も含めると100万円ほどになる授業料

国公立の年間授業料よりも高いです。

細かなデメリットは全科目統一のテキスト難易度

これがどういうことかというと、わかりやすくするために数学の偏差値80、英語の偏差値45の浪人生をイメージしてみましょう。

数学は文句なしの成績で難問でもなんでもこい、英語はやさしいテキストから勉強しなおしたい、と思っていることでしょう。

しかし、上位コースに在籍すると、数学も英語も難しい方のテキストが渡されます。

科目間の成績の偏りが極端な人(とくに英数間)は苦手科目の授業を切って独学で埋める必要も出てくるかもしれません。

今度は各予備校の特徴を比較していきましょう。

各予備校の特徴

河合塾

河合塾は

  • 一番無難
  • 幅広い層が通う
  • 90分授業

という特徴を持ちます。

河合塾は下のレベルの生徒でも一番ついていきやすい予備校です。

困ったら河合塾にすれば間違いないと思われます。

はじめのうちはしんどいですが、90分授業はそのうち慣れます

この授業時間のメリットは1コマで1つの文章の解説が終わる点です。

駿台の50分授業では途中で終了し「じゃあ続きは来週ね」ということになりがちで、週をまたいでしまい、前回の解説を忘れてしまう恐れがあります。

一方河合では英語長文、現代文、古典すべて90分で1題解説しきるのでいつでも区切りがいいです。

駿台予備校

駿台予備校は

  • 生徒の質が高い
  • 50分授業
  • 講習の質が高い
  • 本質的な解説

という特徴をもちます。

駿台は下位層の割合が河合よりも少なく、「生徒の駿台」と言われるだけはあるなと通っていて思いました。

予備校をサボって遊びにいく人たちを河合塾ではよく見ました(特に私立文系コース)が、駿台ではほぼ見ていません。

駿台全国模試は大学名のついた模試を除いてだと最高難易度で、河合塾にはこのレベルの模試は存在しません。

講習でためになったのは断然駿台でした。

特講シリーズはテキストそのものが優れており、なかでも化学特講は最高の講習でした。

授業では大学の内容にも踏み込んだ本質的な解説がされています。

これはメリットにもデメリットにもなりうるところです。

私の場合は、有機化学の電子論は面白く大学に入ってからもスムーズに有機の学習ができたのですが、数学に関しては出題頻度が低そうなものも多く出されとっつきにくい印象でした。

理系の授業はよかったのですが、英語国語の授業・テキストの質は河合に軍配が上がる感じです。

河合塾よりも学力の高い人向け。

学問的に深く学びたい人には駿台の方がおすすめです。

さらに詳しく河合と駿台の比較を見たい人は、 河合塾と駿台予備校を12ポイントで徹底比較 がおすすめです。

代々木ゼミナール

代々木ゼミナールは

  • 生徒が少ない
  • 講師の質が高い
  • 90分授業

という特徴があります。

こちらは私の友人から得た情報になります。

代ゼミの特徴は生徒の少なさ、これに尽きます。

生徒が少ないので、クラスや講習が限られ、模試の受験者数も少ないです。

質問や添削で長蛇の列を並ぶ必要がないのはメリットですね。

どちらかというと、2浪以上になってその前は河合や駿台に通っていた人が通っている感じです。

参考書でよく見る有名講師は結構いますね。

東進

東進は

  • 所属グループごとにシステムが違う
  • 全て映像授業
  • 90分授業
  • 現役向け
  • 質問対応などに難
  • 講師の質が高い

という特徴をもちます。

東進衛星予備校は地域ごとの所属グループで料金システムが全く異なるので、各自で調べる必要があります。

私がバイトをしていたグループでは一定額を払えば浪人生は授業受け放題のプランがありました。

現役向けなので、平日の開校が午後からのところが多いです。

平日の午前中は別の場所で勉強しなければなりません。

また、講師がその場にいないので質問対応にタイムラグが生じるのと添削をして欲しい場合は別途料金を支払って添削付き講座を受ける必要があります。

他の予備校では有名講師、人気講師は上位クラスだけの指導ですが、東進では基礎講座もカリスマ講師が指導してくれます。

トータルで考えると、よほどカリスマ講師に全科目教えて欲しい場合を除いて選択肢には入りにくいと思います。

宅浪

宅浪は

  • 生活リズムが崩壊する
  • 理論上最強

という特徴をもちます。

予備校の授業は扱う問題数が限られています。

数学で見てみると、90分授業で4問、50分授業で2問だけです。

しっかり理解しているところの解説も座って聞かなければなりません。

今ではわかりやすい問題集、参考書はたくさん出ているのでそれらを独学でこなしていった方が理論上はたくさんの演習ができ効率よく学習できるはずです。

しかし、宅浪最大のデメリットは自己管理の厳しさ

まず間違いなく生活リズムが崩壊します。

1年間一人で学習を続けるのは大変孤独なことでメンタル的にもしんどいです。

私はTwitterで宅浪の人も大勢見てきましたが9割ひどい結果になりました

絶対にやめましょう

宅浪をやりきるには高い計画性、自己管理力を要求されるが、そのような人はそもそも現役で受かっているものです。

仮面浪人

仮面浪人は大きく分けて、大学に通って単位を取りながら受験するものと、休学を出して自宅や予備校で勉強するスタイルがあります。

私は結果的に両方経験しました。

休学する場合は上記で紹介した予備校や宅浪と大して変わらないので、ここでは大学に行きながら受験する場合の特徴を見てみましょう。

仮面浪人は

  • 全落ちのリスク回避
  • 余分な費用がかかる
  • 仮面浪人を隠すことは大変である
  • 仮面浪人を公開するのもリスクがある
  • 途中離脱率が非常に高い

という特徴があります。

私の場合は1浪した結果第一志望に合格したものの、医学部の友達といろいろ話しているうちに医学への興味が出てきて再受験をしようと思いました。

その段階で親に知らせると余計な心配をかけると思い、勝手に受験をして合格したら報告、不合格であれば何もなかったかのように進級しようと考えていました。

まわりが大学生活を満喫しているなかでストイックに勉強を続けるのは、予備校で浪人するよりもはるかに過酷です。

根本的に学習時間の確保が困難であるので、いつもA判定であったのに運悪く不合格になってしまい純粋な浪人を親に許されなかった人でもない限りおすすめできません。

仮面での1年で学力のアップはほぼ見込めないと考えていいです。

私は結局失敗し、休学して予備校で本格的に浪人することになったのでした。

まとめ

理系の上位層で深く学びたい人は駿台がおすすめです。

どこの予備校にしようか迷ったら河合塾を選べば間違いないです。

代ゼミは生徒が少なく、河合や駿台に通い不合格になった人がまた浪人するとき以外はおすすめできません。

東進は浪人向けではないので、やめておいた方がいいです。

宅浪はほぼ確実に生活リズムが崩壊するので絶対にやめましょう。

仮面は現時点の学力でも再び受験すれば合格する可能性が高い場合に限り候補に入ります。

 

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